【旧統一教会】偽ビラ、ライバル候補に“なりすまし”同僚議員も「呆れた」(2022年10月27日)

【旧統一教会】偽ビラ、ライバル候補に“なりすまし”同僚議員も「呆れた」(2022年10月27日)

【旧統一教会】偽ビラ、ライバル候補に“なりすまし”同僚議員も「呆れた」(2022年10月27日)

 ライバル候補になりすまし、旧統一教会との関係を記したビラを配っていた福岡市の女性市議。同僚議員からも「呆れた」などと、非難の声が上がっています。

 今月に入ってからも、熱心に動画を投稿していた堀本和歌子市議(41)。

 ライバルの名前をかたり、あたかもその本人が自分と旧統一教会との関係を誇示しているかのようなチラシを作成。それを…。

 深夜にポスティング。

 映像をよく見ると、ポストの前には、「ちらしの投函(とうかん)ご遠慮下さい」との表示がありますが、気にする様子はありません。

 大阪市・松井一郎市長:「(Q.除籍とかそういう判断は)もうこれは執行部で判断することですが、まず何を考えているのかよく…行動が僕には理解できない」

 防犯カメラには帽子を目深に被り、そそくさと現場を後にする様子が捉えられていました。

 福岡市議会・堀本和歌子市議:「(Q.ポストに投函した時に黒ずくめで帽子姿、後ろめたい気持ちがあった)そういうわけではなく…、いつもこういった分からない格好をしてポスティングをしていたので後ろめたいかっこうとかではないです」「(Q.普段明るい服を着ている時はない)私スーツもスカートとかはかないし、ほとんど紺のスーツとか」

 一方、本人のツイッターにはこんな記述がありました。「ピンクの私を見掛けたら、お声掛け下さい」。

 確かに、添えられた写真は、ピンクの上着姿。ピンクのノボリを持ち、マスクまでピンクです。

 こんな投稿もありました。

 「ピンクビラ・チラシお断り」の張り紙の前で、わざわざ自分のピンク色のチラシを掲げる写真です。

 さらには、上着を脱いでもシャツがピンク…。「マトリョーシカ気分」だそうです。

 福岡市議会・堀本和歌子市議:「(Q.『いつも派手な格好をしていると言われた』とツイッターに書かれていたが)私がですか?」

 ゆらぐコメント…。

 後ろめたさはなかった、という見解もまた、時間が経つにつれ、変化していきました。

 福岡市議会・堀本和歌子市議:「後ろめたい格好とかではないです」

 チラシを配った時のことを聞かれ、そう答えてた堀本市議。

 しかし、時間の経過とともに…。

 福岡市議会・堀本和歌子市議:「(Q.どうして帽子をかぶったり、匿名でする必要があった?)後ろめたい気持ちもあったと思います」

 同じ福岡市議会自民党所属のベテラン議員は。

 自民党所属・福岡市議:「バカよね。ほんと、現職やろ?選挙受かるためとか言ってるらしいけれど、そんなに焦らんでいいのにって…」

 堀本市議は、すでに警察に事情を聴かれたことも明らかにしています。

 法的に問題となり得る点は、他人の名前を使ったこと…。

 元検事(東京地検公安部長)・若狭勝弁護士:「人の名前を冒用して勝手に使って、いかにもその人が書いたような文書を作り出す。私文書偽造という犯罪が成立する可能性がある」

 仮に堀本市議が自分の文責でチラシを配った場合は…。

 元検事(東京地検公安部長)・若狭勝弁護士:「例えば堀本さんが自分の名前で、私は堀本です、聞いたところによると新開さんはこれこれしかじかという文書であれば私文書偽造にはなりません。事実でなければ名誉毀損罪は成立する」

 大阪市・松井一郎市長:「(Q.面接で見抜けないか?)これは僕が代表だった時に候補者になっているわけで申し訳ない責任を感じています」

 日本維新の会福岡県総支部は、堀本市議が離党したことを27日発表しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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