「人道に反する」友好国インドもロシアに核兵器の不使用求める 「核戦力部隊」演習受け｜TBS NEWS DIG
ウクライナ侵攻を続けるロシアは26日、核戦力を備えた部隊の軍事演習を行いましたが、友好国であるインドもロシアに対し核を使用しないよう求めました。
ロシアで26日、核戦力を備えた部隊の軍事演習がプーチン大統領のオンラインでの指揮のもと行われました。
演習では、核弾頭が搭載可能な大陸間弾道ミサイルや潜水艦発射弾道ミサイルの発射などが行われ、「すべてのミサイルが目標に命中した」としています。
この演習について、アメリカはロシア側から事前に通知があったと明らかにしていて、ロシアとしては欧米をけん制する一方、偶発的な衝突を避けたい意図もあるとみられます。
こうしたなか、インドのシン国防相はロシアのショイグ国防相と電話会談。「核や放射性物質兵器の使用は人道に反する」「核の選択肢に頼るべきではない」と強調し、ロシアに核兵器を使わないよう求めました。
一方、ウクライナ東部や南部ではウクライナ軍が反転攻勢を続けていますが、レズニコフ国防相は南部ヘルソンでの戦闘について、気候状況などから、「東部よりも困難になる」との考えを示しました。
ウクライナ レズニコフ国防相
「現在は雨期であり、車輪で走行する戦闘車両を使用するのが困難だ」
レズニコフ氏は雨で道がぬかるむため、走行用ベルトを用いた車両を使わざるを得ず、戦闘車両の選択肢を減らされていると明らかにしています。
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