「ウクライナが汚い爆弾を…」ロシアの主張に欧米「事態悪化への口実」と反発｜TBS NEWS DIG
ロシアのショイグ国防相は「ウクライナが放射性物質をまき散らす爆弾を使うおそれがある」と指摘しました。これに対し、アメリカ・フランス・イギリスは「ロシアが事態を悪化させる口実にする」つもりだと警戒感を明らかにしました。
ロシア国防省は23日、ショイグ国防相がアメリカ・イギリス・フランス・トルコの国防相と相次いで電話会談を行い、「ウクライナが放射性物質をまき散らす、いわゆる『汚い爆弾』を使った挑発行為を行う恐れがあるとの懸念を伝えた」と発表しました。
これを受けて、アメリカ・イギリス・フランスの外相は共同で声明を発表。「我々はロシアの見え透いた虚偽の主張を明確に拒否した」とした上で、ロシア側の主張について「事態をさらに悪化させるための口実にすることを世界が見抜くだろう」と強調しました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「この戦争で、想像できうる全ての汚いものの源が誰か、みんなよく理解している」
一方、ゼレンスキー大統領は“ロシアがウクライナが何か良くないことをしようとしていると言う時、ロシアがすでにその準備を整えていることを意味する”として国際社会に厳しい対応を求めています。
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