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旧統一教会問題 被害者救済法案めぐり異例の与野党協議 与党からは今国会での法案成立は難しいとの声|TBS NEWS DIG
旧統一教会の問題で被害者救済について議論する、異例の与野党協議会がさきほど初会合を行いました。ただ、与党からは今の国会での法案の成立は難しいとの声が早速あがっています。
自民、公明、立憲、維新の4党はきょう、悪質献金などによる被害救済のための与野党協議会を立ち上げ、さきほど初会合を開きました。
立憲と維新が被害者救済のための法案を国会に共同提出し、与党側に協議を求めていたことを受けたもので、こうした与野党協議は異例です。
ただ、自民公明の幹部からは「野党の法案は課題だらけ」との声があがり、野党案が議論のベースになるかは不透明です。法案は、当事者の配偶者や子どもなどが本人に代わって返金を申し出ることができる制度が特徴ですが、当事者の財産権を侵害する可能性があることなどが理由です。
4党は今の国会での法案成立を目指すとしていますが、与党の幹部からは早くも「今の国会での成立は難しい」との本音も漏れています。
一方、自民党ではきょう午後開かれる会合で、旧統一教会とは関係を持たないとする方針を盛り込んだ党の行動指針、ガバナンスコードの改定案が示されます。了承されれば、総務会で近く正式決定したい考えです。
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