26人死亡の放火事件受け『階段1つ・不特定多数が出入り』なビルに避難方法など指導(2022年10月20日)

26人死亡の放火事件受け『階段1つ・不特定多数が出入り』なビルに避難方法など指導(2022年10月20日)

26人死亡の放火事件受け『階段1つ・不特定多数が出入り』なビルに避難方法など指導(2022年10月20日)

大阪・北新地のビルが放火された事件を受けて、大阪市消防局は同じような建物で避難方法を指導する取り組みを進めています。

 2021年12月、大阪・北新地のクリニックが放火され、院長や患者ら26人が死亡しました。

 現場となったビルと同じように階段が1つしかない建物は大阪市内に5480件あり、大阪市消防局は、不特定多数の人が出入りする、階段が1つしかないビルに対して、火災で階段が使えない場合の避難方法などを指導しています。

 【指導する消防局員】
 「外にひさしがありますよね。ここから屋外に出ることができますので。手を振るなり大きな声で助けてと周囲の人に知らせてください」

 避難器具の使い方についても指導しました。

 (参加者)
 「改めて指導を受けて、そういうのも大事だなと思った。お客さまの命を守るという面でも再認識させていただいたなという感じがあります」

 大阪市消防局は年に1回こうした指導を行う方針です。

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