ランドセル代わり“通学リュック”販売へ…街の子ども「すごく軽い」「楽ちんに」(2022年10月20日)
11日、富山県立山町の小学校。来年4月に入学する子どもたちに配られたのは…。
富山・立山町 教育委員会 青木正博教育課長:「子どもたちが学校に通いたくなるようなリュックサック。ランドセルに代わる、通学用リュックサックの無償配布です」
■“1万円以内で丈夫な物”条件で製作依頼
開発したのは、アウトドア用品大手「モンベル」です。長年培ってきた技術や高機能素材が随所に生かされ、6年間使えることを念頭に、機能性と耐久性を重視した作りになっています。
重さも900グラムで、一般的なランドセルより200グラムほど軽くなっています。ランドセルの平均購入額は5万円以上で、年々上昇傾向にあるなか、今回、町は無償で配布しました。
青木教育課長:「ランドセルという物は、非常に高額な物になっている。その高額な部分を支援することによって、新入学児童の保護者をなんとか支援できないものかと」
予算が限られるなか、町は“1万円以内で丈夫な物”という条件で製作を依頼したといいます。
モンベル広報部・黒瀬美保係長:「(金額は)ギリギリ抑えましたね。耐久性をもたすと、生地は厚くなり、重くなっていく。パーツ選びから細かいところまで、軽さを持たせながら耐久性を保持していくところが、一番苦労した点かなと思います」
■子ども「軽い」 12月中旬から一般販売へ
街の子どもたちに、サンプル品を試してもらいました。
小学1年生:「普通のランドセルより、すごく軽くて、背負いやすい」
小学3年生:「すごく軽くて、持ちやすい」
小学3年生:「軽い。楽ちんになりそう」
保護者:「安いに越したことはないし、丈夫であることに越したことはないと思います。いいよね、丈夫なほうが」
小学3年生:「うん」
この通学用リュックは、12月中旬から一般販売される予定です。
(「グッド!モーニング」2022年10月20日放送分より)
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