「警官に体押さえつけられ死亡」障がい者男性の遺族が提訴『窒息恐れある体勢続けた』(2022年10月19日)

「警官に体押さえつけられ死亡」障がい者男性の遺族が提訴『窒息恐れある体勢続けた』(2022年10月19日)

「警官に体押さえつけられ死亡」障がい者男性の遺族が提訴『窒息恐れある体勢続けた』(2022年10月19日)

3年前、大阪府警に保護された精神障がいのある男性が、移送中に警察官に体を押さえつけられたことが原因で死亡したとして、遺族が賠償を求める訴えを起こしていたことが分かりました。

 訴えによりますと、統合失調症を患っていた男性(当時31)は2019年に大阪市内で大声を出していたところを大阪府警に保護されました。

 兵庫県内の精神科病院に移送する途中、車の中で男性が暴れだしたため、警察官が男性の体を座席へ押し付けたところ、心肺停止状態になったということです。

 その後、窒息の疑いによる脳症で死亡しました。

 遺族側は、警察官が「窒息する恐れのある体勢を取り続けた」として、9月に府に対し約4280万円の損害賠償を求め、10月19日に大阪地裁で裁判が行われました。

 大阪府側は訴えを退けるよう求めました。

 遺族側の代理人によりますと、警察官は今年3月、業務上過失致死の疑いで書類送検されているということです。

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