ブレーキに焼けた跡“フェード現象”発生か 27人死傷の観光バス事故|TBS NEWS DIG
静岡県小山町で観光バスが横転した事故で車体を検証した結果、ブレーキの一部が溶けた状態だったことが分かり、ブレーキが利かなくなるフェード現象が起きていたとみられます。
この事故は13日、小山町須走の「ふじあざみライン」で観光バスが横転し1人が死亡、26人が重軽傷を負ったもので、逮捕された運転手は「ブレーキが利かなくなった」と供述していました。
捜査関係者によりますと、バス本体を検証した結果、ブレーキ部分にあるブレーキシューとドラムに焼けた跡があり、一部は溶けていたことが分かりました。
また、ドラムには摩擦熱によって発生するヒートクラックと呼ばれる亀裂があったことも分かり、警察はフットブレーキの多用によってブレーキが利かなくなるフェード現象が起きていたとみています。
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