ザポリージャ原発の外部電源が復旧 IAEAが発表 連れ去られていた副所長が解放(2022年10月19日)
ロシア軍が占拠するウクライナ南部のザポリージャ原発について、IAEA=国際原子力機関は一時、遮断されていた外部電源が復旧したと発表しました。
ザポリージャ原発では17日、ロシア軍の砲撃で外部電源が遮断されたため、急きょ、近くの火力発電所から電力供給を受けて使用済み核燃料の冷却を続けていました。IAEAは18日、この外部電源が復旧したと明らかにしました。
一時的な電源喪失はこの10日間で3回目で、IAEAのグロッシ事務局長は「深刻な事故が生じる懸念が高まっている」として原発周辺の安全区域設置の必要性を改めて強調しました。
また、10日にロシア軍に連れ去られていたザポリージャ原発のマルティニュク副所長が解放されたことも明らかにしました。
ただ、17日には幹部職員2人が新たに拘束されていて、原発の管理は厳しい状態が続いています。
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