【干ばつ】ミシシッピ川底から100年前の“沈没船”(2022年10月19日)

【干ばつ】ミシシッピ川底から100年前の“沈没船”(2022年10月19日)

【干ばつ】ミシシッピ川底から100年前の“沈没船”(2022年10月19日)

 アメリカ一の大河・ミシシッピ川。2年前は水で満たされていますが、同じ場所が今は、川底が現れているのが分かります。

■川底から100年前の“沈没船”

 ワシントン・ポストによりますと、ミシシッピ川の水位は、少なくとも過去10年で最低の水位を観測しているといいます。

 記録的な干ばつによって姿を現したのが、木造船。100年以上前の交易船だというのです。

 地元の考古学者:「1896年に製造された船だと考えています。1915年9月29日に大嵐で沈没したんです」

 最新の「アメリカ干ばつモニター」を見ると、黄色の「異常な乾燥」から濃い赤の「異常な干ばつ」まで、全土の82%で雨が少ない状態になっています。

 異常な干ばつ状態のカリフォルニア州のトマト農家は…。

 トマト農家:「通常なら栽培するはずの200エーカー以上が休耕地になりました。栽培するための水がありませんでした。私たちは母なる自然に翻弄(ほんろう)されているのです」

■ハリケーン また土砂崩れ

 一方、先週ハリケーンによって発生した土砂崩れなどにより、多数の犠牲者を出したベネズエラ。

 17日に再び新たな土砂崩れが発生しました。いくつもの巨大な石が道に流れ込んでいます。この土砂崩れで、少なくとも3人が死亡したということです。

 現地を視察したマドゥロ大統領は…。

 マドゥロ大統領:「短時間に大量の雨が降り、山を崩壊させた。これは気候変動によるものだ」

(「グッド!モーニング」2022年10月19日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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