旧統一教会への調査 総理「速やかに着手させる」(2022年10月17日)
旧統一教会への調査について岸田総理大臣は衆議院の予算委員会で「速やかに着手させる」と強調しました。
(政治部・杉本慎司記者報告)
岸田総理としては、教団への調査に前向きな姿勢を打ち出すことで世論の理解を得たい考えです。
岸田総理大臣:「(旧統一教会)法人自体の組織的な不法行為責任を認めた民事裁判の例。これが見られること。こうした状況を踏まえて、報告聴取質問権の行使に向けた手続きを進める必要がある」
また、政府の電話相談窓口には9月末時点で1700件以上の相談が寄せられ、およそ7割が金銭トラブルであったことを明らかにしました。
調査を所管する永岡文部科学大臣は、25日にも専門家らによる会議を設置し、手続きを進めていく考えを示しました。
一方の野党ですが、立憲民主党のベテランは「だらだら調査をやっても意味がない」として期限を区切るよう求める考えです。
そのうえで憲法が保障する信教の自由を理由に、解散命令の請求に慎重な政府の対応を厳しく追及する構えです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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