【日曜スクープ】習近平主席が3期目へ“共産党大会が開幕”権力掌握の動機と背景(2022年10月16日)
中国共産党の幹部人事、党規約改定などを決める5年に1度の党大会が開幕した。習近平国家主席の3期目が確実視される。党大会では、党内での核心的地位と、思想の指導的地位を確立させる「2つの確立」というスローガンが党規約に盛り込まれる。不動の権力と権威を固めることになる。大会初日の10月16日は、過去5年を総括する活動報告も行われる。党大会は、会期は1週間、全国約9700万人の共産党員から選抜された代表2296人が一堂に会する。国家主席の任期は1期5年で2期10年と定められていた。しかし、2018年の習近平政権での憲法改正により、任期を撤廃した。習主席が「3期連続」を目指す背景とは。「習近平氏は、父・習仲勲氏を破滅させたトウ小平氏に復讐している」と、中国問題に精通する遠藤誉氏は分析する。1962年に失脚させられて以来、習仲勲氏は16年間も牢獄生活や軟禁状態を耐えた。遠藤氏は、父の仇を討つことが習主席の権力執着の動機と背景だと解説する。ゼロコロナ政策の影響で中国経済の減速が鮮明となる中、経済成長率の数値目標を5.5%とするが、その達成のための習政権の改革と戦略、景気を下支えする政策などを、識者とともに議論する。
★ゲスト…遠藤誉氏(中国問題グローバル研究所所長)
★アンカー…木内登英(野村総合研究所エグゼクティブエコノミスト)
(動画公開は放送から2週間です)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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