ヘンリー王子「費用を自分で払うから・・・」警護要求も英政府が却下(2022年1月17日)

ヘンリー王子「費用を自分で払うから・・・」警護要求も英政府が却下(2022年1月17日)

ヘンリー王子「費用を自分で払うから・・・」警護要求も英政府が却下(2022年1月17日)

 ヘンリー王子が法廷闘争です。イギリス滞在中、費用を自ら負担したうえで警察による警備を求めたヘンリー王子に対し、政府がこれを拒否。王子はこのままでは、イギリスに戻れないと訴えています。

 ヘンリー王子の法律代理人:「警護のない状態ではヘンリー王子とその家族が母国に戻ることはできない」

 ヘンリー王子がついに、法的措置に乗り出しました。

 2020年に王室を離脱したヘンリー王子。その時、イギリス政府は「税金を使った警察の警備費用は払わない」と決定しています。

 しかし去年7月、ヘンリー王子がダイアナ元妃の銅像の除幕式に出席した前日。

 ヘンリー王子の法律代理人:「チャリティー・イベントからの帰り道で危険な目に遭った」

 現地メディアによると、ヘンリー王子の乗った車がカメラマンに追い掛けられたといいます。

 この件を受け、ヘンリー王子はイギリス滞在中の警察の警備費用を「自分たちで払う」と申し出ましたが、イギリス政府は、個人で支払うことを却下しました。

 そしてついに、ヘンリー王子は「決定のプロセスが不明瞭だ」として去年9月、司法審査を求める訴えを起こしました。

 ヘンリー王子の法律代理人:「ヘンリー王子の目指すゴールはシンプルなものだ。イギリス滞在中の安全を確保し、子どもたちに母国のことを知ってもらうことだ」

 去年6月には、ヘンリー王子の第2子となるリリベットちゃんが誕生しましたが、いまだイギリスに戻ることはできていません。

 キャサリン妃:「待ちきれません。まだ会えていないので早く会いたいです」

 王室を離脱したとはいえ、ヘンリー王子の王位継承順位は6位のまま。彼の子どもたちも継承権を持っています。

 ヘンリー王子の法律代理人:「最近、彼の家族はネオナチや過激派グループからの脅威にさらされている。法律上の彼の役割は変わったとはいえ、彼がロイヤルファミリーの一員という立場は変わっていない」

 一方、政府の報道官は「イギリス政府の警護システムは強固で、適切だ」と話しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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