外国人観光客 “アキバ”殺到 “爆買い”復活…日本の味も堪能「文化学ぶ方法は食」(2022年10月13日)
11日から、水際対策が大幅に緩和され、個人旅行が解禁となった日本。続々と来日する外国人観光客の目的の一つが、「買い物」です。
■「日本の包丁世界一」大喜び
皆さん、一体、どんなものを買っているのでしょうか?
イスラエルからの観光客:「スピーカーを買ったよ」「(Q.いくらした?)3万4000円。あとは、パソコンを買いたいね」
オランダからの観光客:「包丁を買いました。家族と自分に。私たちにとって、とても高価な物です」「高いけど、一生物だね」
3週間、滞在予定のフランス人とオランダ人の夫婦。お目当ては、日本製の包丁で1本、1万6000円したといいます。
フランス人の妻:「フランスでは、日本の包丁が世界一だと言われています。だから、特別なプレゼントだし、クリスマスプレゼントでもあります」
その他、鍋やトレーなどキッチン用品を合わせて、5万5000円分をお買い上げです。
12日の1ドル=146円台にまで値下がりした歴史的な円安も、購買意欲に拍車を掛けているようです。
■とんこつラーメン「おいしいパスタ」
イタリア人親子が購入したのは…。
イタリアからの観光客:「マンガをたくさん買った。6000円くらい。日本には、素晴らしい文化と買いたい物がたくさんある」
日本のアニメやマンガを愛する息子のアンドレアさん(19)。この日のために、ためた17万円はすべて使い切り、持参した空のスーツケースをいっぱいにして帰る予定だといいます。
買い物の後は、下調べをして気になっていた、とんこつラーメンの店で日本の味を堪能しました。
イタリアからの観光客:「とてもおいしい。こういうパスタが大好きなんだ」
食べている途中にフォークを使うか尋ねられると…。
イタリアからの観光客:「いらない。日本式で食べたいんだ。文化を学ぶ一番の方法は食だ。行った国のことは、その料理を食べることで、たくさん知ることができるんだ」
3週間の滞在中、イタリア料理は食べずに、日本食だけ食べると言い残して、次の目的地へと向かいました。
■食品サンプル販売店「今後楽しみ」
一方、店側も、円安と入国制限緩和という追い風に期待を寄せています。
外国人観光客をメインターゲットに、食品サンプルを販売する店では…。
元祖食品サンプル屋 合羽橋店・佐藤香央里店長:「海外のお客様も、きのうぐらいから売り場のほうに多くいらっしゃって頂いております」「(Q.今後が楽しみ?)はい、本当にそうです」
(「グッド!モーニング」2022年10月13日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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