【ウクライナ侵攻】“橋爆破に関与” ロシアが8人“拘束”

【ウクライナ侵攻】“橋爆破に関与” ロシアが8人“拘束”

【ウクライナ侵攻】“橋爆破に関与” ロシアが8人“拘束”

ロシアが「報復」とするウクライナへのミサイル攻撃が相次ぐ中、ロシア連邦保安庁は12日、クリミア橋の爆発に関与したとして、ロシア人5人とウクライナ人2人とアルメニア人1人を拘束したと発表しました。「テロ攻撃の首謀者はウクライナ国防省の情報総局だ」と主張しています。

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ウクライナ西部・リビウでは、電気が消えた店内で明かりを灯しながら営業を続ける雑貨店がありました。11日もミサイル攻撃が相次ぎ、市内の3割で停電が起きたということです。

ロシア軍は連日、インフラ施設などを狙い、ウクライナ全土で攻撃を続けています。8日に起きたロシアとクリミアを結ぶ橋の爆発に対する「報復」だとしていますが、この爆発を巡り、新たな動きがありました。ロシア連邦保安庁は12日、爆発に関与したとして、ロシア人5人とウクライナ人2人とアルメニア人1人を拘束したと発表しました。「テロ攻撃の首謀者はウクライナ国防省の情報総局だ」と主張したのです。

一方、攻撃を続けるロシア軍の現状について、イギリスの情報機関トップは次のような分析を明らかにしました。

GCHQ フレミング長官
「物資や弾薬が不足していることを、我々もロシア軍の司令官も知っている。ロシア軍は疲弊している」

さらに、受刑者や経験の浅い兵士まで動員されていることが「ロシア軍の絶望的な状況を物語っている」と指摘しました。

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こうした中、ロシアのプーチン大統領とアメリカのバイデン大統領の首脳会談の可能性をめぐり、発言が相次ぎました。

ロシアのラブロフ外相は、公式な提案は受けていないものの、“検討の用意はある”としました。

ロシア ラブロフ外相
「私たちは何度も述べている通り会談を決して拒否していない。そしてもし(アメリカ側から)提案があればそれを検討する」

対するバイデン大統領は、CNNのインタビューに「いま彼に会う正当性はない」と発言。しかし、“ロシアに拘束されている女子バスケットボール選手の解放交渉を行うなら交渉の余地がある”との考えを示しました。また、プーチン大統領が戦術核兵器の使用に踏み切る可能性を問われると、「彼が使うとは思わない」と否定的な見方を示しました。

両者が顔を合わせる可能性があるG20首脳会議は、11月15日に始まります。
(2022年10月12日放送)

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