「小林氏呼べばいい 何しにきてんの?」 国葬反対“8割は大陸”聞き取り議員に飛び火(2022年10月12日)

「小林氏呼べばいい 何しにきてんの?」 国葬反対“8割は大陸”聞き取り議員に飛び火(2022年10月12日)

「小林氏呼べばいい 何しにきてんの?」 国葬反対“8割は大陸”聞き取り議員に飛び火(2022年10月12日)

 安倍元総理の国葬を巡り「反対の8割が大陸」と投稿し、その後撤回した三重県の自民党県議の新たな説明内容が分かりました。「すぐに第三者に伝えたい気持ちが生じた」と話しているということです。

 長い沈黙がありました。

 小林県議を聞き取り、自民党・中森博文県議:「彼いわく、講演の内容から…………ええ…………まあ…………」

 慎重に言葉を選ぶ、三重県議会・自民党会派の代表です。

 小林県議を聞き取り、自民党・中森博文県議:「内容については非公開ということもあって…」

 テーマはもちろん。
   
 自民党・小林貴虎県議:「撤回?撤回…」

 この問題です。

 小林県議のツイッター:「国葬反対のSNS発信の8割が、隣の大陸からだったという分析が出ているという。高市早苗先生が政府の調査結果としてお伝え頂いた内容です」

 自民党・小林貴虎県議:「撤回?撤回…」

 と本人は撤回。また高市大臣も。
 
 高市経済安保担当大臣:「(Q.発言はなかったんですか?)発言はなかったです」「(Q.国葬反対8割…という発言はなかった?)発言はなかったです」

 それでは、誰のどんな発言を聞いて小林県議が発信したのか。あるいは、すべて小林県議の創作だったのか…。いまだ謎は横たわったままです。

 小林県議を聞き取り、自民党・中森博文県議:「何でそういうことに至ったかについて確認したところ、彼自身が受け止めた思いがある、いろんなところで、それをすぐSNSを使って第三者に伝えたい気持ちが生じた。軽率に発信し、その結果、様々な憶測や誤解を生じさせ…」

 新政みえ・三谷哲央県議:「あなたの言う憶測とか誤解は何?」

 小林県議を聞き取り、自民党・中森博文県議:「人権に関する意識問題については、特に中国のことを指摘してるわけではない。日本の安全保障上の関係で危機感持って発信したと言っていた」

 一体その講演では、何が話されていたのでしょうか。

 新政みえ・三谷哲央県議:「高市大臣の言葉を信じるなら、虚偽のことをSNSで(小林県議が)発信し、虚偽を正当化するため高市大臣の発言だと再度SNSで述べている。今からでも小林さんを呼べばいい、来てる、ランプ付いている。呼んで本人の話聞かせて」

 たしかに、本人が来ていることを示すランプが付いています。

 草の根運動いが・稲森稔尚県議:「きょう何しに来ているの?」

 報告した中森県議にも飛び火しました。

 草の根運動いが・稲森稔尚県議:「中森氏自身が、10月2日の名古屋の高市大臣の発言があったとされる講演に出席している。国葬反対の8割は大陸から、これに近い発言は高市大臣からあったのか、なかったのか明らかにしてほしい。高市大臣のメンツが大事なのか、それとも県民への説明責任を果たしていくことが大事なのかが政治姿勢として問われてくる」

 小林県議を聞き取り、自民党・中森博文県議:「何を求めているか分からないが、この場は答弁する場所ではない」

 会議は、いったん休憩を挟んで再開したものの、核心部分についてはあいまいなまま散会しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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