夏→冬→夏で『寒暖差疲労』に注意…88年ぶり寒さから再び“夏日”(2022年10月11日)
今月初めに30度近くあった気温は、先週一気に下がり、10月上旬としては88年ぶりの13度台を観測。11日は、6日ぶりに25度を超えて夏日となるなど、目まぐるしく気温が変化しています。
女性:「5分も歩かないうちに背中に汗が流れたので、思わず脱いじゃいました。体調の変化はないですけど、お肌の方が気温差に耐えていないかな」
男性:「鼻水とかが出て、体調崩しましたね。寒暖差でアレルギーが出て大変」
こうした“寒暖差”が影響してか、東京都内のデイサービスでは、肩や腰の痛みを訴える人が急に増えたといいます。
サービス利用者(90代):「きょうみたいに暖かくなればいいけど、この前みたいにむちゃくちゃ寒くなったら、やっぱりこたえる。(Q.どの辺が痛い?)全身的に。急に寒くなると全身的に縮こまるから。まだ夏場だったら暖かいからいいけど」
心配されるのが『寒暖差疲労』です。寒暖差疲労は、気温の急激な変化により、自律神経の働きが乱れ、体が疲れてしまうこと。
総合ケアコミュニティ・せせらぎ 理学療法士・村木逸美さん:「皆さん金曜日に気温がぐっと下がったっておっしゃっていた。そういった時は古傷、手術の痕の古傷が痛んだりとか、眠たそうになさっている方とか、ちょっとだるそうな方とか、体に負担がかかっていると感じる」
医師はこう話します。
川崎中央クリニック・市村真也院長:「気温によって血圧の変化があるのは、数字で分かりやすいが、頭痛やめまいは本人しか分からない自覚的な症状。そういうのが天気で変わるとは言われていたが、はっきりした概念ではなかった。きょう天気が良くても、明日寒くなったら(患者は)絶対来ますよ」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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