中1自殺で調査を事実上放置…同級生への説明も半年後 同級生「早くしてほしかった」(2022年10月11日)
男子生徒の自殺を半年以上経ってから知った同級生が心境を語りました。
大阪府泉南市の中学1年生だった松波翔さん(当時13)は今年3月に自ら命を絶ちました。翔さんは小学生の時から断続的に不登校になっていて、「いじめを受けたと相談しても教師が対応してくれない」などと母親に訴えていました。
亡くなった後の4か月間、泉南市教育委員会は調査を事実上放置。さらに学校側が亡くなった事実をクラスメイトに公表したのは自殺から半年以上が経った9月29日のことでした。今になり「翔さんが亡くなった」と伝えられた同級生は動揺を隠せません。
(同級生)
「悲しかったです。同じ学年の子が亡くなって。一緒に卒業したかったなって。(Q他の友達と話した?)していません。ちょっと悲しすぎて言葉にならなかったので。なんで説明しなかったのかなって。もうちょっと早くしてほしかった」
同級生らによると、校長から生徒への説明は15分程度で質疑応答の時間もなかったということです。
公表までに時間がかかったことについて、泉南市教育委員会は「スクールカウンセラーなどに相談しながら慎重に進めた結果、時間を要した」としています。
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