ANA 羽田空港“大型案内板”撤去へ 利用客から惜しむ声「いつも見ていた」「困る」(2023年2月2日)
全日空が羽田空港第2ターミナルに設置されている大型電子案内板を撤去することを決めました。発表を受けて、SNSでは「ないと困ります」などと惜しむ声が相次ぎました。なぜ、撤去することになったのでしょうか?
■利用客から惜しむ声「いつも見ていた」「困る」
札幌、沖縄、長崎。様々な行き先が一目で分かる、大型の出発便案内板。長い間、見る人たちの旅情をかき立ててきました。
ANAが撤去するのは、主に保安検査場入り口の上にある大型の電子案内板です。9日までに撤去するということです。
すでに撤去の準備が進められているエリアもありました。利用客からは、惜しむ声が相次ぎました。
70代男性:「いつもあそこ見て、利用してるんで。あれが一番の情報源なので、ないとちょっと困ると思います」
20代女性:「不便かなって思いますけどね。あれ見ながら、移動したりしてるんで、なくなったら困るかな。電気代の節約とかですかね」
中型や小型の案内板、合わせて34台は残るということです。
■ANA「お客様自身で確認できる方法へシフト」
なぜ、ANAは撤去を決めたのでしょうか?
ANA広報:「ANAは、航空券の予約やチェックインを、アプリやウェブサイトなどで確認して頂く方法にシフトしています」
利用者から「経費削減が目的ではないか」という声が上がっていることについては、次のようにコメントしています。
ANA広報:「経費削減が目的ではありません。既存の大型モニターでは、表示できる便情報が直近1時間程度と限られています。今後は、お客様ご自身で必要な情報をご確認頂ける方法へシフトしていくこともあり、今回のような対応をさせて頂きました」
(「グッド!モーニング」2023年2月2日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く