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「テロ行為が続けば我々の対応は厳しくなる」プーチン大統領 一方、「脅しには屈しない」ゼレンスキー大統領は戦闘を続ける意志を強調|TBS NEWS DIG
ウクライナでは全土でロシアによる大規模なミサイル攻撃が相次ぎ、100人を超える市民らが死傷しています。
ゼレンスキー大統領は撃ち込まれた84発のミサイルの半数以上を迎撃したと強調、「脅しには屈しない」としています。
10日、中部ドニプロや首都キーウのほか西部のリビウなど複数の都市で発生した爆発。
非常事態庁によりますとロシアによるミサイル攻撃で全土で14人が死亡97人が負傷したということです。
ゼレンスキー大統領は背景に復旧のための重機が映るキーウで撮影した動画を公開しすぐ近くには攻撃の標的となった公園や大学があると説明。
今回の攻撃と、ウクライナの対応について明らかにしています。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領
「ウクライナに発射されたロシアのミサイル84発のうち、43発が迎撃されました。ロシアのドローン24機のうち、13機が撃墜されました」
イランのドローンを撃墜したとの報告も受けているということで「ウクライナを怯えさせることは不可能だ」「一層、テロリストを退治しなければならないと確信するだけだ」などと戦闘を続ける意志を強調しました。
一方、ロシアのプーチン大統領は。
プーチン大統領
「キエフ政権はテロ組織と同列だ。こうした犯罪を放置するわけにはいかない」
一方的に併合したウクライナ南部クリミアとロシア本土を結ぶクリミア橋で起きた爆発を「ウクライナ側のテロ行為」だと改めて主張。
「ウクライナのインフラ施設に大規模なミサイル攻撃を行った。今後も我々に対するテロ行為が続けば我々の対応は厳しくなる」と攻撃は報復だったと明らかにしました。
またベラルーシ国営メディアによりますと、ルカシェンコ大統領は欧米やウクライナとの緊張が高まっているとして「ロシア軍と合同部隊を編成することで合意した」ということです。「西側の国境地帯の情勢が悪化している」としていますが、具体的な展開地域は明らかにしていません。ルカシェンコ氏は非公式な経路からの情報としたうえで、「ウクライナがベラルーシに対する攻撃を行う可能性があると警告を受けた」と主張していて合同部隊編成を通じウクライナへの圧力を強めたいロシアの思惑もうかがえます。
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