塩野義製薬が12～19歳対象にコロナワクチンの臨床試験を開始 開発に向け治験進む（2022年5月16日）
塩野義製薬は、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、１２～１９歳を対象にした臨床試験を開始したと発表しました。
塩野義製薬が５月１４日に臨床試験を開始したのは、開発中の新型コロナウイルスワクチンで、１２～１９歳の３５０人が対象です。オミクロン株の流行以降の低年齢層の感染拡大に対応するためで、ワクチンを２回接種した後、ウイルスを抑える「中和抗体」の量を成人に２回接種した後の値と比較するということです。
塩野義製薬のワクチン開発は最終段階の治験が進んでいて、５月１１日の会見で手代木功社長は「遅くとも６～７月には承認申請したい」と述べています。塩野義製薬は今後、５～１１歳を対象にした臨床試験も実施する予定だということです。
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