後藤厚労相、高齢者施設のワクチン接種「2月末までに完了目指す」
後藤厚生労働大臣は高齢者施設の入所者らへの新型コロナの3回目のワクチン接種について、「2月末までに完了できるよう取り組む」考えを示しました。
きょうの国会で、政府分科会の尾身会長は高齢者施設の入所者への3回目のワクチン接種率が低いことが「高齢者の重症化のひとつの大きな原因」だと指摘し、「高齢者施設などへのワクチン接種を促進することが最も重要だ」と訴えました。
政府分科会 尾身茂会長
「今一番最も重要なのは、実は高齢者施設等へのワクチン接種も促進するということで。ここが実は今高齢者の重症化の一つの一番大きな原因になってるんで、そこをまずは集中的にやるということであると思います」
後藤厚労大臣は、高齢者施設の入所者らのうち希望者への接種について、「2月末までに完了できるよう取り組んでいる」と強調しました。
さらに、きのう、自治体に対し、接種を希望する高齢者施設の入所者らに今月末までに追加接種を確実に完了するよう通知を出したことも明らかにしました。
(16日14:10)
コメントを書く