“外国人差別”発言で大道芸イベントプロデューサー解任|TBS NEWS DIG
外国人への差別発言を理由にプロデューサーが解任されました。
大道芸ワールドカップ 奥野晃士プロデューサー
「不適切な資料・発言で多くの方にご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」
不適切な発言をしたとして解任されたのは、大道芸ワールドカップの奥野晃士プロデューサーです。
大道芸ワールドカップは、世界中の大道芸人などがパフォーマンスを披露するイベントで、今年は3年ぶりの開催となります。
問題となったのは、先月17日に開かれたスタッフ向けの講習会でのこと。奥野プロデューサーは「日本人パフォーマーによる日本人らしい祭典を目指す」と題して講演しました。その際に「韓国人や中国人は日本人とはルーツが違う」などと発言。
また、当日配られた資料には日本人の血筋や精神性について触れているほか、中国のことわざを引用してこんな記載も…
「中国人は一人だと龍だが、二人だと虫になる」
実行委員会 杉山茂之委員長
「今回の発言は和のイメージを押し出していこうというコンセプトがあったとしても、それを大きく逸脱するもので決して看過することはできない」
実行委員会は「資料や発言内容については深く確認していなかった」などと説明。実行委員長は任命責任を取り、辞任するということです。
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