車のボンネットに女性を乗せたまま約360メートル走行 殺人未遂の疑いで自称・介護士の男を逮捕｜TBS NEWS DIG
事件が起きたのはきのう午後6時半すぎ、宇都宮市の路上。40代の被害女性が男の運転する車のボンネットにつかまった状態で車が走行、その後、女性は振り落とされ、大けがをしました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、自称・介護士の上野翔太容疑者（32）。なぜ、こんなことになったのでしょうか。
記者
「上野容疑者は、こちらのコンビニの駐車場で、被害者と交通トラブルになったということです」
警察によると、駐車をめぐって口論になったといいます。JNNの取材に応じた被害女性は、夫が上野容疑者の車に近づいたところ、スプレーのようなものをかけられたといいます。
そのまま走り去った上野容疑者を女性が車で追跡。
被害者（40代）
「このまま逃げられたらダメだと思って追いかけた」
信号で停車している上野容疑者の車を見つけたため、女性は車を降り、上野容疑者の車の前に立ちはだかったのです。
しかし、車が急発進したため、女性はとっさにボンネットにしがみつきます。女性をボンネットに乗せたまま、車はしばらく片側2車線の道路を進んだ後、右に左に車を蛇行させながら走行したということです。
記者
「上野容疑者は女性をボンネットに乗せたまま、およそ360メートル走行しました」
女性はその後、振り落とされ、左足の骨を折る重傷です。
被害者（40代）
「怖かった」
取り調べに対し、上野容疑者は「女性をボンネットに乗せて走行したことは間違いないが、殺すつもりはなかった」と容疑を否認しています。
警察は、当時の詳しい経緯を調べています。
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