小島新警視総監が就任「全国の警察から頼りにされる警視庁に」(2022年10月6日)
首都・東京のおよそ4万6000人の警察官らのトップ、警視庁の警視総監に警備部門を長く務めた警察庁の小島裕史官房長(57)が就任し「全国の他の警察から頼りにされる体制作りにあたりたい」と抱負を述べました。
小島裕史新警視総監:「本日、警視総監を拝命致しました、小島です。どうぞよろしくお願い致します」
6日、警視総監に就任した小島新警視総監は、警視庁公安総務課長や警察庁外事課長、警視庁警備部長など主に警備部門の役職を歴任したほか、北海道警本部長の時には、東京オリンピック・パラリンピックのマラソンと競歩の警備を指揮しました。
小島裕史新警視総監:「警視庁は、全国の警察を実務上リードする存在であるという風に思っております。他の警察から頼りにされるような体制作りにあたりたい」
また、力を入れて取り組みたいことについては、特殊詐欺対策やサイバー空間の安全確保、富士山噴火などの災害対策を挙げたほか、来年、広島で行われるG7サミットについて「万全の警護警備に努めて参りたい」と話しました。
一方、安倍元総理の秘書官を務め、先月に行われた国葬の指揮にあたった大石吉彦前警視総監も最後の会見に臨み、警視庁の警察官らに「大黒柱である警視庁が結果を残し続けてほしい」とエールを送り、36年6カ月の警察人生を終えました。
大石吉彦前警視総監:「今後、災害含め様々な困難が待ち受けていると思います。事件検挙にしろ、対策にしろ、是非執念を持って、日本の警察の大黒柱である警視庁が結果を残し続けてもらいたいなと。そういったことを託して私は職を去りたいという風に思っております。以上です」
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