【OPECプラス】原油生産量“大幅減”で合意 さらなるエネルギー価格など上昇懸念
OPEC(=石油輸出国機構)にロシアなど非加盟の主要産油国を加えた「OPECプラス」は、原油の生産量を大幅に減らすことで合意しました。
OPECプラスは5日、およそ2年半ぶりに対面形式で閣僚級会議を開き、原油の生産量について協議しました。
会議では、世界的な景気減速への懸念から下落傾向にある原油価格を下支えするため、来月以降、1日あたり200万バレル減らすことで合意しました。これは、世界の需要のおよそ2%にあたり、1日あたり10万バレル減らすことを決めた先月から減産幅を大きく拡大した形です。
OPECプラスは声明で、「世界経済と石油市場の先行きが不透明である」と説明していますが、さらなるエネルギー価格などの上昇も懸念されています。
(2022年10月6日放送「Oha!4」より)
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