3.11被災地にも1m超えの津波 上空から見た沿岸部は(2022年1月16日)
南太平洋・トンガで起きた大規模な噴火で、日本列島の太平洋沿岸でこれまでに最大1.2メートルの津波が観測されました。気象庁は16日午前11時20分、岩手県に出していた津波警報を津波注意報に切り替えました。上空から報告です。
(熊谷博之記者報告)
岩手県陸前高田市の上空です。
広田湾内には養殖いかだが数多く浮かんでいるのが分かります。普段は1列にきれいに並んでいますが、現在は不規則に乱れています。そして、場所によってはぶつかっているところが見分けられます。
これはカキやワカメを養殖する棚ですが、港の施設や漁船などへの大きな被害は上空から見たかぎりでは確認できません。
岩手県の久慈港では午前2時26分に1.1メートルの津波を観測したほか、宮古市や釜石市で40センチの津波を観測しています。
また、岩手県の沿岸12市町村では「避難指示」が出ています。
このうち陸前高田市では東日本大震災の浸水区域に住む355世帯899人が対象です。
市内8カ所のコミュニティセンターが避難所になっていて、午前10時現在で、5世帯11人が身を寄せているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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