岸田政権発足から1年 “長男・翔太郎氏”秘書官に起用…政府関係者「総理の意向」(2022年10月5日)
岸田政権発足から1年となった4日、岸田文雄総理大臣が政務担当の秘書官を交代させた。起用されたのは、自身の長男・岸田翔太郎氏(31)だった。
■長男を秘書官に 政治家経験なし
翔太郎氏:「息子の岸田翔太郎です」
去年行われた、岸田家のライブ配信。夫婦の間に立っているのが、長男の翔太郎氏だ。
4日、岸田総理は、翔太郎氏を政務担当の総理秘書官に任命。早速、岸田総理と共に官邸に姿を見せた。
今回の人事について、政府関係者は、次のように話す。
政府関係者:「総理の意向です。やっぱり息子に仕事を近くで見させたいんじゃないんですか。(翔太郎氏は)あとを継ぎたいでしょうからね」
翔太郎氏は、慶応大学を卒業後、三井物産に入社。おととし退社し、岸田事務所で秘書をしていた。政治家経験はない。
岸田派関係者:「三井物産を辞めたのも、岸田さんと本人(翔太郎氏)、両方の意思ですね。当時、岸田さんが総裁を目指すにあたって、手伝ってほしいという想いもあったし。本人(翔太郎氏)も支えたいという想いがあった」
翔太郎氏は、おととしの総裁選の時に、総理と一緒にカメラの前に出ていた。
翔太郎氏:「今は職を変えて、岸田事務所で秘書をしていますが。あと1週間もない選挙戦ですが、皆さんの支援、ご協力を賜れますよう、何卒よろしくお願い致します」
■岸田総理「未来を切り開いていく」
総理の子どもが秘書官になる例は、過去にもあった。福田康夫元総理の時代に、現在、衆議院議員の福田達夫氏が任命されていた。
長男と共に、2年目の政権運営にあたる岸田総理は4日、次のように述べた。
岸田総理:「次々と起こる事態に対して、国民の信頼と共感を頂きながら、こうした事態に立ち向かい、そして未来を切り開いていく。これが総理大臣の役目である」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年10月5日放送分より)
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