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【旧統一教会】「選挙で私を支持」細田氏が“接点”認める 関連団体の名誉会長にも(2022年9月29日)
細田衆議院議長は旧統一教会との接点について、29日に初めてコメントを発表しました。関連イベントに4回出席していたとしたうえで、選挙の際に教団側から細田氏を支持するという意向が伝えられたことなどと明かしました。
去年6月、旧統一教会の関連団体が開いた会合でガッツポーズする細田博之衆議院議長の写真。
細田博之衆院議長:「(Q.細田議長、旧統一教会との関連で話を聞かせて頂けませんか?)…」
教団との関係について、これまで一度も言及しなかった細田議長が文書を公表。
細田衆院議長のコメント:「地元の関係団体が選挙において、私を支持するとの意向があったことは事実である」
立憲民主党・安住淳国対委員長:「紙っぺら1枚出して、これで『はいサヨナラ』はないですよ」
野党が憤りを表した細田氏の説明とは…。
自民党が今月初めに発表した旧統一教会、現在の世界平和統一家庭連合と接点を持っていた所属国会議員は179人。
この点検の際に「抜け穴」となっていたのが現在党籍を離れ、衆議院議長を務める細田氏です。
細田氏は、2018年10月の政治団体「国際勝共連合」の記念大会など、合わせて4度の会合で「出席した記録があった」と説明。
また、「日韓トンネル構想」の顧問や「日本・世界平和議員連合懇談会」で名誉会長も務め、2019年6月には関係団体からインタビュー取材を受けたといいます。
さらに、選挙の際には地元である島根の関係団体から支持する意向があったことも認めました。
細田衆院議長のコメント:「関係者は私が知る限りでは普通の市民であり、法令に反する行為を行っているとの認識はない。今後、社会的に問題があると指摘される団体等とは関係を持たないよう、適切に対応して参りたい」
コメントを受けて、自民党内からは厳しい臨時国会になるとの見方も。
自民党幹部:「あれくらいのことしか言えないだろう。国会は最初からもめるだろうけどしょうがない」
細田議長がかつて率いた自民党最大派閥「安倍派」は29日、会合を開きました。
清和会(安倍派)・塩谷立会長代理:「来月3日から国会が始まります。国葬の件やあるいは旧統一教会の件で大変波高しのことが予想されます」
一方、野党側は臨時国会の召集を前に連日、細田議長が自ら説明するよう求めていました。
立憲民主党・安住淳国対委員長:「細田議長はようやく安倍元総理の銃撃事件以来、ようやくですね、2カ月掛かって旧統一教会との関係を初めて認めたということになると思います。地元の関係団体が選挙において、私を支持するという意向があったことは事実だと。じゃあ、その意向を受けてボランティアで選挙協力してもらったのかなど、何も答えていないんです。直接これは本会議で問いただすような場面も作らざるを得ないのではないかと」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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