爆発音10回以上…なぜ周囲に被害拡大?東名“ボンベ炎上”1人死亡 運転手逮捕へ(2022年9月28日)
愛知県豊田市の東名高速・豊田ジャンクションで28日午前6時前、車両火災が発生し、トラック3台が激しく炎上しました。
動画を撮影した村山昭光さん:「朝6時ちょっと過ぎぐらいから、外で何回か爆発の音がした。10発以上はしたと思う。とにかくすごい音でした」
真ん中にいた小型トラックを運転していたみられる1人が死亡、50代の男性2人がけがをして病院に搬送されました。
現場にはプロパンガスのガスボンベ約120本が散乱していました。
最後尾にいた大型トラックから落下した大量のガスボンベが出火し、前方にいた別の車両に燃え広がったとみられています。
ただ、炎上した3台の車に接触した形跡はありません。なぜ、前にいた車に燃え移ったのでしょうか。
現場は進行方向に沿う形で、ゆるやかな下り坂となっています。下り坂に沿って、火が付いたガスボンベが転がっていった可能性もあります。
燃えた車の前方で動画を撮影した人:「前が渋滞していて止まっていたら、隣に燃えたガスボンベが2~3本転がってきた、火のついた。車の中が熱くなって、何だろうと見たら(ガスボンベが)ゴロゴロと転がってきたのでヤバいと」
捜査関係者によりますと、トラックが減速した際に荷崩れした可能性もあるといいます。
愛知県警は、運転手を過失運転致死傷の疑いで逮捕する方針です
そもそも、なぜガスボンベに火がついたのでしょうか。プロパンガスを製造する会社を訪ねました。
運搬中は一般的に、安全のためのキャップが取り付けられていて、落下しただけでは外れそうにありません。ガスが漏れ出るとしたら、バルブからの可能性が考えられます。
東邦液化ガス・鈴木貴雄常務取締役:「通常、落下してもガスが漏れることはない。屋上から落ちるなどしなければ、破損することはない」
愛知県警は、ガスボンベの運搬方法に問題がなかったのかなど、詳しく原因を調べる方針です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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