抗寄生虫薬「イベルメクチン」 コロナ患者への有効性確認できず(2022年9月26日)

抗寄生虫薬「イベルメクチン」 コロナ患者への有効性確認できず(2022年9月26日)

抗寄生虫薬「イベルメクチン」 コロナ患者への有効性確認できず(2022年9月26日)

 抗寄生虫薬「イベルメクチン」について新型コロナ患者に対する有効性を確認できなかったことが明らかになりました。

 最終段階の治験を行った興和は都内の会見で、イベルメクチンの安全性は確認できたものの、薬を投与された患者も投与されなかった患者も症状が改善したため、薬による効果の差を確認できなかったことを明らかにしました。

 今後は、治験結果の詳しい解析を進めながらコロナの後遺症を和らげるなどの可能性を検証していくとしています。

 イベルメクチンはノーベル医学生理学賞を受賞した北里大学の大村智特別栄誉教授の研究をもとに開発された抗寄生虫薬で、新型コロナに対する効果があるか研究が進められていました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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