台風15号 朝にかけて東海は雨のピーク 関東は午後も警戒必要【予報士解説 午前5時5分現在】|TBS NEWS DIG

台風15号 朝にかけて東海は雨のピーク 関東は午後も警戒必要【予報士解説 午前5時5分現在】|TBS NEWS DIG

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台風15号の今後の見通しなどについて、丸田絵里子気象予報士の解説です。

4週連続で台風です。では昨日の午後からの雨雲の様子を振り返ります。昨日は広い範囲で雨になりましたが、記録的な大雨をもたらした活発な雨雲が東海にかかりました。このため線状降水帯が昨日は静岡と愛知に発生。

そして雨雲の動きが遅く静岡県では同じような場所で猛烈な雨が降りましたので、数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨に対して発表する記録的短時間大雨情報が16回も今朝にかけて発表されました。

そして日付が変わる頃からは関東から福島にかけても活発な雨雲がまとまりまして、東京都心でも今年一番の激しい雨を観測している状況です。

土砂災害警戒情報が、この時間は静岡県と神奈川県、茨城県に発表されています。

静岡県では何らかの災害が既に発生していてもおかしくない状況です。できるだけ安全な場所で、お過ごしください。そして、このピークまだ関東など続きます。

台風の進路予想です。東海道沖にある台風15号、今後も自転車並みの速さで東寄りに進みまして、今日の午後にも関東にかなり近づきそうです。その後、明日の未明までに関東の南東の海上に進んで温帯低気圧に変わる見込みです。

今回の台風はあまり発達はしていませんが、熱帯由来の非常に暖かく湿った空気は持っていますので、引き続き大雨を降らせる力はあります。

さらに今朝の予想天気図を見てみますと、台風の北側、北陸から北海道にかけては前線が延びています。この前線の活動も活発になっていまして、北日本などでも大雨のリスクが出てきている状況です。

では今後の雨の予想です。今日の午前中は広い範囲で東日本から北日本にかけて雨になりまして、朝にかけてが東海は雨のピークになりそうです。関東は午後も続きます。午後は太平洋側を中心に雨が降って、特に関東北部から東北南部の太平洋側を中心に活発な雨雲がかかる予想になっています。

この予想よりも雨雲が発達しまして、一気に道路が冠水するような雨の降り方に、市街地などでもなる可能性があります。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

そして夜の予想を見ていきますと、このライン状の雨雲、日本の東へと夜になると抜けていく見込みです。ただ関東はですね、雨雲がこの予想以上にすごく、明日の朝まで残る可能性も出てきています。

明日の朝にかけて降る雨の量は、東海で200ミリ、関東甲信150ミリなどとなっています。

静岡県内では、たった半日で9月1か月分以上の雨が降ったところもあります。大雨のピークを過ぎた後、災害がやってくる可能性もありますので、引き続き油断せず、ご注意ください。

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