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埼京線で“集団痴漢” 逮捕の男ら“面識なし”…「防犯アプリ」で被害訴え(2022年9月23日)
埼玉県川口市の契約社員・加藤義郎容疑者(34)は、15日午前9時ごろ、赤羽駅から池袋駅を走行中のJR埼京線の最後尾の車両で、通勤中だった20代女性の下半身を触った疑いが持たれています。
加藤容疑者の供述(取り調べに対し):「混んでいる電車内で、若い女性がいたので、欲情して触った」
警視庁によりますと、事件当時、女性は加藤容疑者を含む5人ほどの男に取り囲まれていました。
■50代の男 膝曲げ不自然な格好で立ち…
今回の事件で、50代の男が同じ女性に痴漢行為をしたとして、逮捕されています。しかし、男は先にわいせつ行為を行っていた加藤容疑者と、面識はありませんでした。
逮捕された無職の50代の男は、次のように話しているということです。
50代の男:「女性を取り囲んでいる男たちがいるのを見て、確認した後、電車の揺れによって、輪に入るようにして、女性の正面に行ってしまった」
しかし、目撃者によると、この男は膝を曲げて、不自然な格好で立っていて、顔も被害者にぶつかるくらいの近さだったといいます。
■「防犯アプリ」起動 乗客が容疑者ら取り押さえ
複数の男らに取り囲まれ、恐怖で声を上げられなかったという女性。一連の犯行を周囲に知らせたのは、「防犯アプリ」でした。
痴漢被害に遭った女性は車内で、痴漢撃退アプリを起動しました。この音声を聞いた周囲の乗客が、容疑者らを取り押さえたということです。
警視庁は、こうした状況に対応できるよう、対策アプリをダウンロードしてほしいと呼び掛けています。
(「グッド!モーニング」2022年9月23日放送分より)
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