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「断固たる措置に踏み切った」政府・日銀が為替介入 1998年6月以来およそ24年ぶり|TBS NEWS DIG
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政府・日銀が急速な円安を阻止するため為替介入に踏み切りました。1998年6月以来のおよそ24年ぶりとなる円買い・ドル売りの為替介入です。きょうは日本やアメリカで金融政策を決める会合が相次ぎ、円相場は円安に動いていました。
「おー!なんか出てる?」
「いや、介入とかの可能性が…」
午前11時50分すぎ。銀行の為替ディーリングルームは混乱していました。
きょうの外国為替市場では、円相場が一時1ドル=145円台まで値下がり。しかし、その3分後には143円台まで回復するなど相場が乱高下したのです。
三菱UFJ信託銀行資金為替部 沖本恭章さん
「日銀の金融政策の発表がありまして、現状維持、つまり追加緩和の姿勢を継続するという発表がされたことによって、円売りが加速した」
145円台をつけるのは1998年以来、実に24年ぶり。きっかけは「日銀が動かなかった」ことです。
日本銀行 黒田東彦総裁
「金融緩和を当面続けるということは全く変わりありません。当面ですね、金利を引き上げるというようなことはないと」
日銀はきょう、現在の大規模な金融緩和策の維持を全員一致で決めました。
黒田総裁は▼日銀が目指す安定的な物価上昇が実現できていないことに加え、▼コロナの影響から回復しつつある日本経済を下支えするためだと説明しています。
一方、アメリカでは…
FRB パウエル議長
「今のインフレは我々が想定し望んだものではない。物価の安定を取り戻すため、しばらくの間引き締め政策を維持する必要があるだろう」
記録的なインフレを抑え込むため、FRB=連邦準備制度理事会は22日、3回連続で0.75%の大幅な利上げに踏み切りました。さらにさきほど、スイスの中央銀行が利上げを決めたほか、イギリスでもこのあと利上げが発表される見通しです。
緩和を維持する日銀は違いが際立っていて、金利の低い円が売られて円安につながっています。
日本銀行 黒田東彦総裁
「経済物価状況が違う国と比較して、あちらがマイナス金利がなくなったから、日本もマイナス金利をなくす必要があるということにはならないと思います。金融政策は為替レートをターゲットにしておりませんので」
止まらない円安に政府・日銀がついに伝家の宝刀を抜きました。
神田眞人 財務官
「政府としてこうした過度の変動を憂慮しており、先ほど断固たる措置に踏み切ったところであります」
Q.為替介入でよろしいでしょうか?
神田眞人 財務官
「そうです」
午後5時15分ごろ、財務省の神田財務官は政府・日銀が急速な円安を阻止するため為替介入に踏み切ったことを明らかにしました。
1998年6月以来およそ24年ぶりとなる円買い・ドル売りの為替介入です。
午後5時すぎには円相場は1ドル=145円80銭前後で推移していましたが、午後5時3分頃から急速に円買いが入り、一時、1ドル=140円台まで円高にふれる場面がありました。
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