ロシアでデモ拡大し拘束者続出 部分的動員令に抗議(2022年9月22日)
ロシアのプーチン大統領が一部の国民の動員を発表したことに対し、抗議デモがロシア全土に広がっています。
デモはSNSを通じて呼び掛けられ、首都モスクワでも21日夜、多くの市民が中心部に集まりました。
当初は拘束を恐れて様子を見ていたデモ参加者は、1人の男性がプラカードを掲げたことをきっかけにせきを切ったように「戦争反対」「子どもの未来のために」と声をあげました。
これに対し、治安当局は参加者を次々と拘束し、鎮圧を図りました。
デモの主催者によりますと、周りにいた通行人とみられる人たちまで見境なく連れていかれたということです。
ロシアの人権団体はこれまでにモスクワだけで550人以上、全国38都市で少なくとも1341人が拘束されたと発表しています。
一方、動員を恐れ、出国するロシア人も多数いるとみられ、周辺国への航空券の売り切れが相次ぎました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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