【台風14号】「特別警報」下の鹿児島 枕崎市が暴風域に(2022年9月18日)
大型で非常に強い台風14号は鹿児島県・宮崎県を暴風域に巻き込みながら北上していて、九州に上陸する恐れがあります。気象庁は、鹿児島県に特別警報を出しました。鹿児島県枕崎市から報告です。
（下鶴琴音記者報告）
安全な建物の中にいて、さほど強い風は感じませんが、外にいると時折、体を強く押されるような強い風が吹いていて、ここからも木が大きく揺れているのが確認できます。
そして、波もかなりうねりを伴って高波がどんどんと押し寄せてきているような状況です。
そして、鹿児島県の奄美地方を除く全域に17日夜から特別警報が出ています。種子島の西之表市など3つの市に最も高い警戒レベル5の緊急安全確保も発表されているほか、県内のほとんどの市町村に避難に関する情報が発表されています。
県によりますと、現在5800世帯9000人余りが避難所などに身を寄せています。また、県内の3万戸以上が停電しているという情報も入ってきています。
街中では人の姿は見られず、車が通る様子もほとんどありませんでした。
また、市内のコンビニエンスストアなど、ほとんどの店舗がシャッターを下ろしているような状況です。
枕崎市では現在、暴風域に入っていて、まもなく満潮時刻を迎えます。引き続き最大限の警戒が必要です。
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