【台風14号・予報士解説】“過去最強クラス”で九州に接近・上陸か 九州南部などは総雨量が1000ミリ近くの可能性も|TBS NEWS DIG
台風14号について、與猶茉穂気象予報士の解説です。
台風14号により甚大な影響が出てきそうです。台風14号は猛烈な勢力となっています。この後も勢力をあまり落とさずに、日曜日、九州に近づいていきます。この勢力で近づくとなりますと、過去最強クラスの勢力での接近・上陸ということになっていきそうです。
そうなりますと、影響も広範囲で甚大なものになっていきそうです。
雨雲の様子を見ていきますと、台風が近づく前から雨の強まっているところがありまして、九州南部の宮崎県内や奄美地方など活発な雨雲がかかっているところがある状況です。
このあとの雨と風の予想を見ていきます。18日日曜日の午前0時から動かしていきます。もうすでに雨の強まっているところがありますけれども、九州には日曜日、台風本体の雨雲がだんだんと近づいてきます。今回、台風の動きが九州付近でも比較的遅いですので、大雨が長い時間続いてしまいそうです。
この先の予想も動かしてみていきます。この後、月曜日以降も九州では大雨が長い時間続いて、記録的な大雨になっていく恐れがあります。土砂災害や河川の氾濫など厳重な警戒が必要です。
19日月曜日の日中以降はだんだんと雨雲が東日本や北日本にも広がっていく予想ですので、東日本や北日本にお住まいの方も警戒が必要です。広範囲に風も強まっていきます。
予想される雨の降る量なんですけれども、とくに九州や四国で多くなっていきそうでして、九州南部では総雨量が1000ミリ近くなるところも出てきそうです。土砂災害や川の氾濫など厳重警戒でお願いします。
また、暴風も経験したことのないようなものになりそうでして、予想される最大瞬間風速は、九州南部や奄美では70メートル以上になる恐れがあります。大規模な停電が発生する恐れもありますので、頑丈な建物の中に避難をして、安全な場所でお過ごしください。
とくに警戒していただきたい時間なんですけれども、もう西日本ではあすから影響の大きく出てくるところがありそうです。その後、関東から北の地域でも月曜日の午後から火曜日にかけては広く雨や風が強まっていきそうです。
広い範囲で影響が出てきますので、厳重な警戒をお願いします。安全第一でお過ごしください。
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