台風14号 大型で非常に強い勢力に発達 九州南部や奄美地方では17日（土）から激しい雨の見込み（午前8時25分現在）｜TBS NEWS DIG
気温や雨の情報など、9月17日このあとの天気をお伝えします。
危険な台風がこの3連休、列島を直撃して災害が発生する恐れが出てきています。
現在の雲の様子を見てみますと、日本の南の海上には、台風14号にともなう発達した雲がありまして、目もはっきりしています。現在、発達のピークを迎えています。大型で猛烈な勢力です。
今後の進路予想です。今後、この猛烈な勢力を保ったまま、きょうの昼過ぎ沖縄の大東島地方に、あす九州には非常に強い勢力でかなり接近、上陸する恐れが出てきました。その後、進路を東よりに変えて火曜日にかけて列島を通過するということで、広い範囲に影響を及ぼしそうです。
今後の雨と風の予想です。台風本体の雨雲がきょうの昼頃から奄美にかかりまして、このタイミングで風もより強まってきそうです。そして、既にまとまった雨が降っている西日本の太平洋側山の南東側斜面も断続的に雨になります。
その後、今夜の予想をさらに見ていきますと、台風の中心部分の特に活発な雨雲が今夜から奄美にかかる予想で、今夜から九州南部も雨と風が一層強まってきそうです。関東も夜になって次第に雨のエリアが広がってきます。
その後、あすの日中の予想を見ていきますと、台風の中心部分の活発な雨雲、奄美から九州へとかかってくる予想です。四国でもあすは雨と風が強まってきます。今夜からあすにかけては九州南部や奄美で線状降水帯が発生する恐れも出てきました。
あすの朝にかけて降る雨の量は、多いところで九州南部が400ミリ、四国・東海が300ミリ、奄美で250ミリなどとなっていまして、猛烈な雨が降って大雨になるところがありそうです。その後あす以降、さらに雨の量が増えてきます。普段雨の少ない瀬戸内でも大雨の恐れが出てきています。
そして予想最大瞬間風速を見てみますと、きょうは九州南部・奄美で45メートル、沖縄35メートル、あすは一層強まって九州と奄美で65メートルと一部家屋が倒壊したり、電柱が倒れるほどの猛烈な暴風が吹き荒れそうです。南西諸島や西日本では高波にも警戒、あす以降、西日本では高潮にも警戒が必要になってきます。不要不急の外出を控えるようにしてください。
きょうの天気をマークで見ていきます。沖縄から九州南部にかけては、次第に大荒れの天気になっていきそうです。関東は、朝、各地日差しがありますが、夜には広い範囲で雨になるでしょう。北海道も太平洋側やオホーツク海側で雨の降るところがありそうです。
続いて最高気温です。北陸や東海から西は30℃以上の真夏日の予想、東京は29℃と、きょうは真夏日を解消しそうです。
続いて週間予報、西日本と沖縄です。あすは九州を中心に、あさっては西日本の広い範囲で大荒れのピークになりそうです。こまめに情報の確認をするようにしてください。
続いて北日本と東日本です。北陸や東海もあさって午後を中心に、北日本もあさって午後から火曜日にかけて大荒れのピークです。北海道はあすの夜から局地的な大雨になる可能性もあります。そして関東は火曜日にかけて雨が降って、風も次第に強まります。特に連休明け火曜日の通勤・通学の時間帯に大荒れのピークになる恐れが出てきています。情報の確認を各地しっかりとするようにしてください。
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