コロナ治療薬「モルヌピラビル」の自宅配送 薬剤師の業務逼迫の恐れ(2022年1月14日)
新型コロナの飲む治療薬「モルヌピラビル」を重症化リスクの高い自宅療養者に届ける動きが本格化しています。ただ、オミクロン株の急拡大で、配達を担う薬局では薬剤師の業務に影響が出る恐れが出てきています。
そうごう薬局文京小石川店薬剤師・久保朗さん:「できれば薬も当日から飲んで頂きたいので、宅配(業者)を使うと、どうしても即日(配送)というのが難しい場合は、やっぱりできる限り(自分で)持っていきたい」
全国143店舗で「モルヌピラビル」を取り扱うこちらの薬局グループでは、先週から薬剤師が患者の自宅に直接、薬を届けています。
この日は、タクシーを利用して70代の女性の自宅ポストに届け、電話で服用方法などを確認しました。
そうごう薬局文京小石川店薬剤師・久保朗さん:「ポストに入れたので取りに来て頂ければ。回収して家まで戻ってもらっていいですか」
ただ、自宅療養者がさらに増えれば、薬剤師の業務が逼迫(ひっぱく)する恐れがあるとみています。
そうごう薬局文京小石川店薬剤師・久保朗さん:「数が一日5例、6例・・・10例とかになってきたら、やっぱり届けに行くことは限界がある」
薬は宅配業者による配送も認められていて、今後、この薬局グループでは利用を検討するということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く