佐藤都志也 飛躍の年も「正直、不安しかない」【千葉ロッテ#9】(2022年9月15日)

佐藤都志也 飛躍の年も「正直、不安しかない」【千葉ロッテ#9】(2022年9月15日)

佐藤都志也 飛躍の年も「正直、不安しかない」【千葉ロッテ#9】(2022年9月15日)

強打が売りのプロ3年目 千葉ロッテマリーンズ佐藤都志也捕手。
昨年までの2年間は野手や代打での出場が多く、スタメンマスクを被ったのはわずか26試合だったのに対し、プロ3年目の今季、スタメンマスクを被って出場した試合はチーム最多(※9月14日時点)。まさに飛躍の年を迎えている佐藤だが、その要因について-

佐藤:1、2年目は投手へのコミュニケーションも気を使うところはあった。どう自分自身の思っていることを投手へ伝えられるかが大きく変わり、これが今年試合に出られている理由だと思う。
佐藤:投手が納得した状態で投げる球と、違うと思って投げた球では、質が変わる。意見交換してちゃんといい状態で投げてもらうことを心がけている。

扇の要として、奮闘の日々を迎えている中、試合前の心境は意外なものだった。

佐藤:正直、不安でしかない。描いたシナリオ通りに行けばベストだけど、そうならなかったときにどうするかが不安なので。ピッチャーもロボットじゃないので、そうなった時(ピンチ)にどうするかの引き出しを持っているか大事。

不測の事態が起きた時に、どう対応できるかで真価が問われると話す佐藤。
一方で、高卒ルーキーながら1軍で活躍を見せている松川虎生捕手についてはどう見ているのか。

佐藤:第一印象は、キャンプ地石垣島だったが、オーラを感じたし、“本当に高卒?”という雰囲気はあった。話をしてみても“凄いな”と。
佐藤:自分が被っているときにどう思ったか、松川が被っているときにどう思ったか“今のどうだった?”という話をしていく中で、松川の観察のこと、配球に繋がる部分は、勉強になる。

後輩の松川からも貪欲に学び着実に成長する佐藤
シーズンも残り1カ月を切った中、見据えているものとは。

佐藤:良い状態の中で頂点を目指していく。安打数はシーズンで100安打、打点は30、40。打点がチームの勝利に直結すると思うので。守備だけでなく、攻撃でもピッチャーに勝利を付けられるようなバッティングをしていきたい。
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