園児バス置き去り 車内温度は45℃超に 警察が実証実験(2022年9月15日)

園児バス置き去り 車内温度は45℃超に 警察が実証実験(2022年9月15日)

園児バス置き去り 車内温度は45℃超に 警察が実証実験(2022年9月15日)

 静岡県牧之原市で3歳の女の子が送迎バスに置き去りにされ死亡した事件で、バスの中の温度が45℃を超えていたことが警察による実証実験で分かりました。

 5日、静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」のバスの中に、3歳の河本千奈ちゃんがおよそ5時間にわたり置き去りにされ、熱射病で死亡しました。

 県警は14日、当時の状況を再現するため、午前9時ごろからバスの中の温度変化を確認する実証実験を行いました。

 捜査関係者によりますと、車内の温度は1時間後には40℃に達し、正午前後には45℃を超えたということです。

 14日の牧之原市の最高気温は30.7℃で事件発生当時と同じような気象条件でした。
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