【東京オリ・パラ汚職】「KADOKAWA」会長 スポンサー契約締結早めるよう依頼か 会長は容疑否認

【東京オリ・パラ汚職】「KADOKAWA」会長 スポンサー契約締結早めるよう依頼か 会長は容疑否認

東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、逮捕された出版大手「KADOKAWA」の会長が組織委員会の元理事に対し、スポンサー契約の締結を早めに認めてもらえるように、直接、依頼した疑いがあることが分かりました。会長は容疑を否認しているということです。

「KADOKAWA」の会長、角川歴彦容疑者は、すでに逮捕されている元専務らとともに、大会スポンサーの選定などで有利になるよう元理事の高橋治之容疑者に依頼し、およそ6900万円を賄賂として渡した疑いが持たれています。

その後の関係者などへの取材で、角川容疑者が高橋容疑者と会った際、スポンサー契約の締結を早めに認めてもらえるように、直接、依頼した疑いがあることが分かりました。

角川歴彦容疑者「僕も（高橋容疑者に対し）『ずいぶん遅いですね』と言ったのを覚えている。（高橋容疑者が組織委内で）『手早くやってやりなさいよ』と言ってたので、これでお願いして良かったなと思っていた」

一方、角川容疑者は逮捕後の取り調べに対し、「賄賂なんかあげていない」と容疑を否認しているということです。
（2022年9月15日放送「ストレイトニュース」）

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