再審無罪の青木さん 国などへ賠償求めた2審始まる「証人採用して違法性を明らかに」(2022年9月15日)
27年前に起きた火事をめぐってやり直しの裁判で無罪が確定した女性が、国や大阪府に対し損害賠償を求めている裁判の控訴審が9月14日から大阪高裁で始まりました。
青木惠子さん(58)は、1995年に自宅に火をつけ、小学6年の娘を殺害したとして無期懲役の刑で服役しましたが、2016年に再審(やり直しの裁判)で無罪が確定しました。
青木さんは国と大阪府に対し、約1億4600万円の損害賠償を求め提訴。1審の大阪地裁は虚偽の自白をさせた警察の取り調べの違法性を認め、府に約1200万円の賠償を命じたものの、国への訴えは退けたため、府と青木さん側が控訴しました。
9月14日の裁判で青木さんは「いいかげんな捜査、取り調べ、起訴の違法行為を明らかにしてほしい」と訴え、取り調べをした検察官らを証人尋問するよう大阪高裁に求めました。
(青木惠子さん 9月14日)
「証人を全部採用してもらって、違法性を明らかにしてもらって。それが一番の願い」
一方、国や府側は青木さん側の控訴を棄却するよう求めました。
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