林外相 日中友好50周年の今年も「対話の一方、主張すべきは主張」
林外務大臣は日本記者クラブで記者会見し、日中国交正常化50周年の今年、対話を重ねる一方、中国の軍事力拡大や人権問題など、「主張すべきは主張する」とあらためて強調しました。
林芳正外相
「対話をしっかりと重ねると、そして主張すべきは主張して責任ある行動を強く求めていくと」
林大臣は、中国・王毅外相との電話会談でも中国の軍事力の拡大や人権問題など懸案事項はしっかりと伝えたと強調。そのうえで、気候変動問題や北朝鮮への対応など、共通する課題では協力するとして、「日中友好50周年を念頭に、建設的かつ安定的な関係の構築を目指す」との考えをあらためて示しました。
このほか、在日米軍基地での新型コロナの感染拡大に関連して「米軍施設内の感染状況が、その周辺自治体での感染拡大の要因の一つである可能性は否定できない」との認識を示しました。(13日20:53)
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