石破元幹事長「女王様であっても議会の議決をとっている」 自民党・総務会で安倍元総理国葬めぐり苦言相次ぐ｜TBS NEWS DIG
今月27日に予定されている安倍元総理の国葬をめぐり、自民党の総務会で苦言が相次ぎました。
午前11時から自民党で行われた総務会。出席した石破元幹事長は・・・
自民党 石破茂元幹事長
「国葬に賛成という方の割合が増えるために、我々は努力をしなければいけない」
石破氏が特に問題視するのが、岸田総理が国会での議論なしに、閣議決定のみで安倍元総理の国葬の実施を決めた点です。
岸田総理
「こうした国葬儀、これは間違いなく、行政権に属するものであると認識をしています」
自民党 石破茂元幹事長
「今回のエリザベス女王の国葬を見ても、女王様であっても議会の議決をとっている。それは主権者であり納税者の（国民の）了解が必要だ」
石破氏は日本でも、今後の国葬に際しては国会の議決を経ることなどを、政府与党として検討することを提案したといいます。
また、出席者によりますと、村上誠一郎元行政改革担当大臣も「国葬の決定にあたって、もっと丁寧に議論をすべき」としたほか、国葬の経費についても、政府の発表よりも額が増す可能性を指摘したということです。
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