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“謎の着信”スリランカから…「国際ワン切り詐欺」の実態(2022年9月12日)
突然、身に覚えがない国からの着信。そんな経験をしたことはないでしょうか。実は今月に入り、スリランカから日本の携帯電話に向けた謎の着信が相次いでいます。その目的は何なのか深掘りしました。
スタッフの携帯に着信がありました。その表示された番号を見てみると、スリランカからでした。着信はわずか1秒で切れました。
「94」はスリランカの国番号。ただ、スタッフにスリランカに住む知り合いはいません。気になって調べてみると…。
9月に入ってSNS上でスリランカからの謎の着信を報告する声が急増。少なくとも400以上の投稿がありました。
インド洋に浮かぶ小さな島国のスリランカ。最近は深刻な経済危機からデモ隊が大統領の公邸を占拠するなど、混乱が広がっています。スリランカで何が起きているのでしょうか。たまたま電話に出られたという男性は…。
スリランカからの電話に出た30代:「2秒ぐらいで一方的に切られて、ちょっとでも…、一瞬あったのが驚いたようなリアクション。『ん!?』みたいな」
さらに、着信に折り返した人の証言では…。
スリランカからの着信に折り返した20代:「女性が1人でしゃべっていて、周りもガヤガヤしていた。日本語とか英語ではなくて、私の知らない言葉をずっと話していた」
9月に入って相次ぐスリランカからの謎の着信。その目的について、専門のセキュリティー業者に聞きました。
迷惑電話対策アプリを製作「Whoscall」日本事業責任者・羅偉誠氏:「詐欺の可能性は非常に高い。“国際ワン切り詐欺”。高額な通話料金が発生することもある」
国際ワン切り詐欺とは、ワン切りで着信を残して通話料を発生させる詐欺の手口のこと。折り返しをさせることで日本の携帯電話事業者に多額の国際電話の通話料金が発生。それを接続料として受け取る海外の事業者から、一部が報酬として詐欺グループに渡ってしまう可能性があるといいます。
「Whoscall」日本事業責任者・羅偉誠氏:「(相手の狙いは)とにかく長く電話を聞いてもらう。音声の場合だと、最初からおいしい話を持ってきて、当選したお金をどうやってもらえるか説明し、一つひとつダイヤルの設定方法とかをゆっくり案内する(手口)」
電話の先にはどんな組織がいるのでしょうか。直撃すると…。
取材で入手した電話番号は20件以上。そのほとんどがつながりませんでした。しかし、1件だけ応答が…。
電話の音声(英語):「現在、この電話は使われていないが、後で掛け直してみて下さい」
英語の次は現地の言葉で自動音声が流れました。
「Whoscall」日本事業責任者・羅偉誠氏:「この番号をいったん放置している状態かもしれない」「(Q.どうして放置?詐欺がバレてしまった?)恐らくその可能性もあると思う」
日本で暮らすスリランカ人によりますと、今回、確認できた番号はすべて携帯電話からのもの。携帯電話の国際電話料金はアメリカと比べると倍以上です。
スリランカからの着信に折り返してしまった男性は、その時30秒ほど通話しましたが、今のところ高額請求は確認できていないそうです。
「Whoscall」日本事業責任者・羅偉誠氏:「(Q.日本を狙い撃ちにしている詐欺なのか?)(ランダムで)生成した電話番号に一斉に電話を掛けたりする。(日本は)収入が多くて経済がある程度の規模があって、平和に生きている。(日本人は)だまされやすいと思う」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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