エリザベス女王の棺がエディンバラの宮殿に到着 “不仲説の兄弟”ウィリアム皇太子とヘンリー王子の和解へ注目集まる｜TBS NEWS DIG
イギリスのエリザベス女王の棺が北部スコットランド、エディンバラの宮殿に到着しました。こうしたなか、不仲説が伝えられる女王の孫、「ウィリアム皇太子とヘンリー王子」の動向にも注目が集まっています。
エリザベス女王の死去から4日。
記者
「女王の棺を載せた車がきました。女王に別れを告げようと集まった大勢の市民が静かに通り過ぎる車を見守っています」
女王の棺は亡くなったスコットランドのバルモラル城からおよそ280キロの道のりを6時間ほどかけて、女王ゆかりの地、エディンバラのホリールード宮殿へと移されました。
市民
「女王の最後の旅路に立ち会えて、胸が一杯になりました」
「立ち会えて良かったです。将来子ども達に話すことができます」
一方、周辺では厳重な警備体制が・・・
記者
「ホリールード宮殿近くのスコットランド議会の屋上では、ライフルを持った警察が警備にあたっています」
伝統的な儀式が続く一方で、イギリスメディアが注目しているのは新国王の長男・ウィリアム皇太子とキャサリン妃、次男・ヘンリー王子とメガン妃の動向です。
女王の死後、4人はそろってウィンザー城を訪問。サプライズで市民の前に姿を見せました。
ともにエリザベス女王の孫であり、仲の良かったウィリアム皇太子とヘンリー王子ですが、ヘンリー王子の王室離脱後は、“兄弟の不仲説”が取り沙汰されてきました。
チャールズ新国王
「海外で人生を歩み続けるヘンリーとメガンに私の愛を伝えたいと思います」
チャールズ新国王が初めての演説でこうメッセージを送った一方で、民放テレビ局ITVは王室の専門家の話として「兄弟が真の和解への道を歩んでいることを意味するかは意見が分かれたままだ」と慎重な見方をしていると伝えています。
エリザベス女王の棺はこの後、チャールズ新国王ら王室メンバーが参加する葬列で市内の大聖堂へ運ばれます。
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