「強い」台風12号が週明け沖縄に 商品棚からっぽ、生鮮品は品薄に(2022年9月10日)
東シナ海を北上中の台風12号が10日になって強い勢力に変わりました。週明けには石垣島など先島諸島に最接近し、直撃する恐れがあります。
10日午前11時前の沖縄県石垣市の石垣港です。湾内は穏やかですが、沖合に目を移すと風が吹き、白波が立っていました。
午前9時に「強い台風」に発達した台風12号。中心の気圧は970ヘクトパスカル。
現在、発達しながら沖縄の南の海上を北上中で11日から13日にかけて沖縄地方に接近する見込みです。
特に12日は石垣島など先島諸島では猛烈な風が吹き、警報級の大雨となる見込みです。
早朝に撮影された石垣島にあるスーパーの陳列棚です。こちらの棚もこちらの棚も商品がありません。
先週、台風11号の直撃を受けた影響もあり、石垣島では生鮮食品などを中心に品薄状態が続いています。
2週連続の台風に漁業関係者からは「漁に出られない」と落胆の声が聞かれました。
漁師:「(Q.どれぐらい漁に出ていないですか?)もう先週の台風から行ってないです」
沖縄県では11日に県知事選挙が行われますが、天候が悪くなる前に投票を済ませようとする人が相次ぎました。
期日前投票に来た人:「雨も降ってくるでしょうし。嫌だから早めにと思って。困りますね、台風には」
台風12号は動きが遅いため、長い時間台風の影響を受ける恐れがあり、警戒が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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