47年前に京都訪問のエリザベス女王 当時花束渡した男性「お疲れさまでしたとの思い」(2022年9月9日)
70年にわたって女王の座にあり、イギリス国民だけでなく世界中で親しまれたエリザベス女王が亡くなりました。96歳でした。
エリザベス女王は、夏の静養先であるスコットランドのバルモラル城に滞在していて、9月8日の朝に診断を受けた際、“健康が懸念される状態”だとして、医師団の監督下に置かれていました。王室によれば、「安らかに息を引きとられた」ということです。
エリザベス女王は関西を訪れたことも。1975年5月には、東京での公式日程の後、京都へ。新緑が美しい仙洞御所を散策した後は龍安寺などを見学されました。
(龍安寺 松倉紹英住職※当時)
「(エリザベス女王は苔の庭を)非常に美しいと。日本でも京都にしかこういう苔はできませんと申し上げたら、感心して見ておられました」
翌日には西本願寺に立ち寄られ、境内にある幼稚園の園児たちから花束が渡されました。当時、女王に直接花束を渡した佐々木隆晃さん(52)に話を聞きました。
(相愛大学宗教部長 佐々木隆晃さん 9月9日)
「花束を渡すときのことに関しましては、正直覚えていないんです。(当時の新聞によりますと)サンキューと言わはったと答えていた。(訃報を受けて)お疲れさまでしたという思いでもありますし、ごゆっくりなさってくださいというのが正直な思いであります」
新国王には長男のチャールズ3世(73)が即位していて、「最愛の母である女王陛下の死は私と私の家族全員にとって最も大きな悲しみだ」と悲痛な胸の内を明かしています。
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