「安らかに眠った」英エリザベス女王(96)が死去 新首相任命が最後の公務に(2022年9月9日)
96歳でした。イギリス王室は、エリザベス女王が静養先のスコットランドで死去したと発表しました。25歳の若さで王位を継承し、以降、国民を愛し、国民に愛された君主でした。
■「安らかに眠った」英王室
世界中の多くの人にとって「不変の存在」でした。
イギリス王室は、エリザベス女王が8日、静養先のスコットランド・バルモラル城で死去したと発表しました。96歳でした。
去年4月、長年連れ添った夫のフィリップ殿下が亡くなりましたが、その後も精力的に公務をこなしていました。
しかし、最近は体調不良が報告されることが増えていました。杖を使うなど、歩行に問題を抱えるようになり、今年6月の在位70年を祝う祝賀行事「プラチナ・ジュビリー」では、体調を考慮し、一部の行事を欠席。健康状態が懸念されていました。
■宮殿に多くの市民が献花
今月6日には、療養先のバルモラル城にトラス氏を招き、新しい首相に任命したばかりでした。タータンチェックのスカート姿で、穏やかな笑顔を見せていたエリザベス女王。これがメディアに公開された最後の姿となりました。
イギリス王室は8日、女王が専属医師の管理下にあることを発表。長男のチャールズ皇太子や、孫のウィリアム王子、ヘンリー王子らが滞在先に向かったと報じられていました。
女王の死がロンドンに伝えられると、バッキンガム宮殿には半旗が掲げられました。多くの人が献花に訪れ、女王を偲びました。
(「グッド!モーニング」2022年9月9日放送分より)
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